松山に中高生まで利用できる「児童センター」-スタジオやダンス室も完備

中高生も使用し、楽しめる松山市内初の児童センター

中高生も使用し、楽しめる松山市内初の児童センター

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 松山市南部児童センター(松山市古川北3、TEL 089-969-1005)が12月20日、オープンした。運営は松山市社会福祉事業団(若草町)で、延べ床面積は1,043.22平方メートル。

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 同センターはドラムやアンプを完備した防音設備のある音楽スタジオや鏡張りでダンスなどの練習ができる多目的室も備え、中高生が中心に利用できる施設としては松山市内で初めてのもの。

 「南部地域の児童は、松山市の人口の約3割を占めている。そのため今回、健全育成を目的として、従来の児童館機能に体力増進活動や音楽活動などに必要なスタジオやダンス室などを加えて、中高生も利用できる大型児童センターとして整備した」と同センターの山下さん。

 利用できるのは松山市内の18歳以下のすべての子どもとその保護者。センターには専門の職員である児童厚生員が常駐している。また、同センターのテーマ「あそんで つながれ ともだちのWA」(WAは「輪」であり「話」「和む」の意味も含める)に沿って、地域とのつながりを深めるために折り紙名人など地域の「遊びの名人」ボランティアも募集している。

 来年2月7日には「手作りチョコ教室」(参加料500円)を開くほか、「親子体操」「映画鑑賞会」「おはなし会」「子ども料理教室」「工作」「スポーツ活動」などのさまざまな活動を予定。「子ども・保護者が、この場所を通じて出会い、ネットワーク作りや居心地のよい場所作りをお手伝いしていきたい」とも。

 開館時間は9時30分~21時(小学生以下=17時30分まで、中学生=19時まで、高校生=21時まで)。月曜休館。

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