「きずな」をテーマにした言葉を募集-「ことばのちから」事業の一環で

「だから、ことば大募集!!」-今回のテーマは「絆」

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 「ことばのちから実行委員会」と松山市は7月31日より、「ことばのちから」事業の一環で「きずな」をテーマにした言葉の募集を始めた。

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 同事業は、「21世紀という新たな100年に向けて、未来に何らかの財産を伝えていきたい」と発足した松山市21世紀イベント協議会が企画し、文学の街・松山というところから「言葉」をテーマに2000年にスタートしたもの。

 同年、全国に向けて「あなたの言葉で元気になれる。だからことば大募集!!」として言葉の募集を行い、1万2,001点の作品を集めた。2004年に募集した「愛・大好きな○○へ…」で集めた言葉を加えた約2万点の中から選出した言葉を使って、現在では「街はことばのミュージアム」として市内電車や松山城リフト下などに張り出したり、市長賞の言葉を元に新井満さんが作った歌をリリースしたり、企業のキャッチコピーに採用するなどして、ストックした言葉という「文化」を多くの人へ広め、さらに「経済」へ変えていくという取り組みを行っている。

 「俳句や文学の根付いた松山で、小さい子どもからお年寄りまでみんながかかわって松山を元気にできる企画はないかと考えたのがこの事業。全国どこにもなくオリジナル性を持った企画として取り組んでいる。集まった言葉というソフトがキャッチコピーや歌など、そのほかにも無限大に変化していく可能性を秘めていて、その力で松山を元気にしていければと考えている」と同実行委員長の山内敏功さん。

 今回は、家族や恋人など大切な人に送りたい言葉、幼いころの思い出の言葉、大好きな言葉、元気になれる言葉など、「きずな」をテーマに10年ぶりに募集を行う。

 「近年痛ましい事件が多くおきているが、それらの元をたどれば「きずな」というキーワードが見えてくる。言葉にはそれひとつで人を感動させ、人の背中を押してあげることのできる大きなパワーを持っている。何気なく思いついた言葉でも構わない。このテーマと向き合い、言葉を見つめ直すきっかけとして気軽に応募してもらえれば」と山内さん。

 「日本には豊かな言葉が存在しているが、せっかくの言葉も荒廃しつつある。言葉の持つ力の大切さを再認識してもらい、人々を元気にしていくとともに、文化の向上にもつながっていけばと考えている。豊かなコミュニケーションで楽しい社会を築きたい」とも。

 募集は9月21日まで。専用フォームやホームページなどで受け付ける。問い合わせは同実行委員会(TEL 089-932-5938)まで。

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