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松山三越に「柑橘王国プーアプー」-料理研究家・鈴木登紀子さん監修

「登紀子ばぁばの季節のお献立(霜月)」

「登紀子ばぁばの季節のお献立(霜月)」

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 松山三越(松山市大街道)2階に10月19日、カフェレストラン「柑橘(かんきつ)王国Peu a Peu(プーアプー)」(TEL 089-946-0141)がオープンした。

「柑橘王国プーアプー」店内。

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 「柑橘王国」は愛媛の産物を使った商品開発をする尾崎食品(宇和島市)の独自ブランドで、主な商品に柑橘類を使った「飲む酢」やドレッシングがある。同店で提供する料理は、「登紀子ばぁば」の愛称で親しまれる料理研究家・鈴木登紀子さんが監修した。

 席数は20席を用意。フランス語で「少しずつ」を意味する店名「Peu a Peu」に合わせ、「美しい家庭料理」をコンセプトに鈴木さんが厳選した各地の食材を一皿に少しずつ盛り付けるのが特徴。サラダは愛媛県産の野菜を使うほか、彩りや盛り付けにも配慮する。

 日本の軽食と門前焼きなどのお焼も置く同店。マネジャーの村上さんは「当店にはサンドイッチなどは置いていない。『日本の伝統』に重点を置いた。愛媛で日本食の軽食といえばおにぎりと言う方も多いが、愛媛ではあまりなじみのない『お焼』をメニューとして採用した」と話す。

 サイドメニューでは、低炭水化物を意味する「ローカーボ」をコンセプトにスイーツを展開。糖尿病やダイエット中の人でも食べられるスイーツとして、「できるだけ自然なもの」や、糖質制限の際に使う砂糖を使用。通常の砂糖に比べカロリーを3分の2カットしている。

 主なメニューは、「登紀子ばぁばの季節のお献立(霜月)」(2,100円)、「登紀子ばぁばのぜんざい」(840円)、「Peu a Peu パンナコッタ」柚子(580円)、「同愛媛県産ブラッドオレンジ」(650円)。「登紀子ばぁばの季節のお献立」は月1回内容が変わり、11月12日、新しい献立に変わった。

 村上さんは「コンセプトは家庭料理。ただ、家庭料理といっても通常の家庭では出されるものとは一味違う、高級感のある鈴木先生の料理をぜひ召し上がっていただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~19時。

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