えひめ愛フード推進機構(松山市一番町4)は7月1日から、「えひめスイーツコンテスト2011」の作品募集を始める。
同機構が立ち上げた「愛媛スイーツプロジェクト」の一環で開催する同コンクールは今年で3回目。プロジェクトは、県産農産物を使ったスイーツを「えひめスイーツ」として県内外へ情報発信し、その認知向上を農産物そのもののブランド化や消費拡大につなげることを狙いとしている。
内容は、プロ部門、アマチュア部門、学生部門に分けて県産農産物を使った和洋菓子を募集。審査を経て上位作品を表彰する。学生部門は今年新たに新設した。昨年まではプロ部門・アマチュア部門で行っており、学生はアマチュアで応募してきていた。アマチュア部門もレベルが高く、せっかくの作品が埋もれてしまわないよう、学生の意識向上を目的にアマチュアと学生を分けることにしたという。
募集内容は、プロ部門で=県産のかんきつ、イチジク、ブルーベリー、カボチャのいずれかを原材料にした和洋菓子、アマチュア部門=県産農作物を使ったパウンドケーキ、学生部門=県産農作物を使った和洋菓子。
昨年の応募総数は367点で、プロ部門105点、アマチュア部門262点で、一昨年と比べ1.6倍になった。最終審査の試食審査にはプロ部門、アマチュア部門各15点が選ばれた。今年は9月末から書類審査を行い、10月20日の二次審査(最終審査)の後、表彰式を行う予定。
募集は9月20日まで。応募要項はホームページで確認できる。