株式会社ダイキアクシス(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:大亀 裕貴)は、2025年11月1日~11月3日にエミフルMASAKI(愛媛県伊予郡松前町)で開催された「Out of KidZania in えひめ」において、『水処理の研究開発員の仕事』の体験プログラムを提供しました。

「キッザニア」は、3歳から15歳までのこども達を対象とし、こども達が楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる職業・社会体験施設で、日本国内には3施設あります。「Out of KidZania」は、こども達に「もっとリアルな体験をしてもらいたい」との思いから、キッザニア施設を飛び出して、全国各地で実施されております。
今回の『Out of KidZania in えひめ』では、愛媛の地元企業が提供する仕事体験を通じて、こども達が「地元企業」や「地元で働くこと」に興味を持ってもらうと共に、将来における職業選択のきっかけになることを願い開催されました。
ダイキアクシスのブースでは、「水処理の研究開発員の仕事」を体験していただきました。
まずは普段の生活で使用した汚れた水を、川や海にそのまま流すとどうなるか、こども達に考えてもらい、私たちダイキアクシスの作っている『浄化槽』が小さな水処理工場の役割を果たしていることを、ミニチュアモデルも用いながら説明しました。また、今回のために制作したオリジナルの絵本動画を視聴してもらい、水処理における微生物の活躍について理解を深めてもらいました。

続いて、汚れた水をきれいにするため、水の汚れを取り除く実験(凝集実験)を行いました。6種類の異なる性質の排水に対し、ピペットを用いて凝集剤を添加、凝集の様子を「報告書」に記入してもらいました。また、スポイトで上澄水を抽出、機器を用いた水質測定を行い、どの排水がきれいになったかを数値面から考えてもらいました。
最後に、水をきれいにするために活躍している微生物を顕微鏡で観察し、微生物の絵を報告書に描いてもらいました。普段目にすることのない「動く微生物」を見て、こども達は前のめりで観察してくれました。
全体を通してこども達は、真剣な姿勢でプログラムに臨んでいただき、疑問に思ったことは積極的に先輩社員(当社スタッフ)へ質問していました。凝集試験や水質測定、微生物の観察、それぞれにおいて「楽しかった」との感想をいただきました。
当社提供のプログラムは2日間の開催でしたが、両日とも全ての回が満席となり、小学1年生から中学3年生まで、多くの皆さんに参加いただきました。こども達に水環境を守ることの大切さを理解していただくとともに、「水処理の仕事」についても興味を持っていただけたものと思います。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

ダイキアクシスグループではCSR活動の一環として、小学生に対する水環境や浄化槽の役割など環境教育に関する授業から、大学生向けのキャリア教育に関する内容まで、幅広く授業・講演等を実施しております。教育機関・自治体等からのご相談・ご依頼も歓迎しておりますので、ご関心のある関係者様は、お気軽にご連絡ください。
当社グループは、「環境を守る。未来を変える。」という企業使命の下、浄化槽をはじめとする家庭用・産業用の排水処理、住宅設備の販売施工、再生可能エネルギー事業、家庭向け飲料水サービスなど、持続可能な社会の実現に向けた多角的な事業を展開しています。今後も地域社会とともに歩む企業として、環境教育や地域貢献活動に継続して取り組んでまいります。
【会社概要】
◆本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社ダイキアクシス 経営企画部
E-mail:ir@daiki-axis.com