松山・銀天街商店街内に1月15日、「cafe la cafe(カフェラカフェ)」(松山市湊町4、TEL 089-997-7003)がオープンした。経営は化粧品や健康食品販売を手掛けるゼロ(千舟町4)。
店舗面積は約40坪で、席数は43席。同社はニュージーランド産「オーガニックフラックスシードオイル(亜麻仁油)」やカナダ産「メープルシロップ」などの輸入商品のほか、自然派化粧品や健康食品を銀天街にあるアンテナショップ「ゼロ・コスメティクス」(湊町4)などで販売している。飲食店のオープンは初。
社長・内海由美子さんは、もともと自身の肌が弱かったこともあり、人の体に優しい商品を研究してきた。同社の商品は表示指定成分と言われる人間や環境に害になる恐れのあるものは使用せず素材や産地、製法・有効成分にこだわることをコンセプトとしている。
内海さんの娘でシェフパティシエを務める妃弥さんは「百貨店などで商品を販売して試食してもらったときに『オイルやシロップなど商品を使った料理が食べられるお店があればいい』という声を頂いたことがオープンのきっかけ」と話す。
同店では自社オリジナル商品のほか県産食材を使ったメニューを提供する。メープルシロップを使ったバニラプリン「月のしずく」や「メープルトースト」(以上500円)、「クリームあんみつ」(700円)、県産デコタンゴールの「100パーセントストレートジュース」など。
カフェメニューのほかフードメニューも用意しており、伊予牛絹の味を使った「ハンバーグ」(1,200円)や「ビーフシチュー」(1,500円)のほか、サラダやパスタ、クロワッサンサンドも提供する。
食事だけではなく空間も楽しんでもらいたいと白とピンクを基調とした内装でピアノの自動演奏が流れる。
妃弥さんは「会社は約5年前に東京から松山に本社を移転してきた。それは松山を元気づけたいという思いから。街の活性化に貢献していきたい」と話す。「外食ではどんな材料を使われているのか分からないという声を聞くことも多い。人の体にいいものを提供し安心して食べてもらえる料理をこれからも提供していきたい」とも。
営業時間は11時~19時。(以上ラストオーダー)