バイオディーゼル燃料などを手掛けるエコバイオ(松山市山西町、TEL 089-977-2064)は2月、エコをテーマにしたウェブサイトを企画し、その趣旨に賛同したイープレス(安城寺)と共同でエコポータルサイト「ヒトエコ」を立ち上げた。
同社は「エコノミーにエコロジーの実現」を経営ビジョンに掲げ、使用済みの天ぷら油をリサイクルして自動車の燃料にするなどの事業を行っている。
同サイトでは、さまざまなエコに取り組む愛媛県内の飲食店のほか、身近なエコ活動に取り組む企業・またエコなグッズを取り扱うショップなどを紹介している。
「今まで、環境問題への取り組みはコストがかかるもので時間や経済面などで余力がないとやりづらいものだと思われがちだった。このサイトで今までのイメージを払しょくしたい。『もったいない』『自分の暮らす地球環境を守りたい』という原点に戻り、身近なできることから気軽に、楽しくエコの活動に取り組んでもらえれば」と同社代表の立川京介さん。
また、「エコ活動を一人ひとりが少しでも良くしようという思いを持つことで、会社や社会もお客様のために、皆のためにという意識へと広がり、より良い社会づくりにまでつながるような運動にしていきたい」と抱負を語る。
今後、フードマイレージ削減、地産地消、おいしく安全な野菜作りにつながる農業や、エコフィードなど一次産業とのコラボレーションのプロジェクトも計画中だという。