松山・室町に「H&P drink bar」(松山市室町、TEL 080-3729-9536)がオープンした。
「青汁バナナミルク」(Mサイズ=300円、Lサイズ=450円)
席数は3席。イートインとテークアウトのどちらにも対応。経営は遠藤青汁(古川4)。岡山の倉敷中央病院名誉院長故・遠藤仁朗博士が、病気の子息に遠藤博士自らが作った青汁を飲ませたことがきっかけで設立、その後80年続く。愛媛では今年で20年目。宅配も行っているが、初めて青汁を飲む人が手軽に楽しめるように、同店では果物や旬の野菜をブレンドした商品を用意する。
同店の青汁に使用するケールは100%無農薬で、高知の南国市や愛媛の久万高原で栽培されている。ケールとは、地中海原産のアブラナ科に属する植物で、キャベツやブロッコリーの原種。粉末の青汁のような熱処理は行わず、65度に抑え、ビタミンやミネラルを損なわないように工夫されている。そのため、青汁の賞味期限は3日間。担当の清水智子さんは「日がたつと栄養分がどんどんなくなってしまうので、新鮮で栄養分の高いものを飲んでほしい」と話す。
雑誌「oggi(オッジ)」6月号にも同店の商品「ストレート」が掲載され、関東にも客層が増えたと清水さん。「三越や伊勢丹などでもイベントを行った際は、20代から30代の女性に『青汁の瓶がレトロでかわいい』と評判だった。これから関東へも進出していければ」とも。
商品は一番人気の「青汁アップル」(Mサイズ=200円、Lサイズ=300円)、まろやかで飲みやすい「青汁バナナミルク」(同=300円、同=450円)など。豆乳青汁ソフトクリーム(ミニ=100円、通常=250円)は、「豆乳・青汁・バニラを使用しており、青汁らしさが抑えられ、子どもにも人気」と清水さん。
一瓶にケール80グラムを凝縮させた青汁(150円)は、次回瓶を持参すると126円になるサービスも行っている。店内では「ストレート」(Sサイズ=150円、Mサイズ=250円、L=350円)として味わえる。
現在は季節限定商品として、「青汁梅ジュース」も。社長の畑で栽培された梅で、梅シロップも全て同社で手作りのものを使用している。清水さんは「甘めなので、女性にも飲みやすい」と話す。今後は、パイナップルやイチジクなどの季節限定商品も販売予定。売り切れ次第終了。
営業時間は10時~18時。土曜・日曜・祝日定休。