松山・上市の「学びと繋（つな）がりを育むシェアハウス」（松山市上市）が現在、30代までの若者を対象に住居人を募集している。

一室

　運営は「Share Life Design（シェア ライフ デザイン）」。「人と人、人と地域、人と世界をつなげ、互いに学び合い、成長できる場を想像する事で、心豊かな生活を送る」ことを実現するため、昨年11月に立ち上がった。

　代表の山本康弘さんは「大学時代から起業したいと思っていた。大学時代の海外旅行の経験や留学生との関わりから、留学生が日本人との関わりが薄く親友ができにくい問題を見つけた。日本人がもっと留学生との関わりを設けることができるよう、シェアハウスの展開を決めた」と話す。

　シェアハウスは1部屋12坪。白い壁と高い印象で開放感のある雰囲気に仕上げた。留学生の抱える家具・家電の手配や撤去時の問題を解消するため、家具・家電も用意。リビング・キッチン・トイレ・風呂が共同で3部屋の個室を構える。建物は「大家さんが留学生ともつながりが持てるシェアハウスに共感してくれたので決めた」とも。

　シェアハウスは3階まであり、今後住居人が増えた月には入居者同士でパーティーを開くなど、入居者同士の交流も予定する。　　

　家賃は2万7,500円～。インターネット・ガス・水道・電気など込みで共益費は1万円。敷金礼金不要。留学生の対象は1カ月以上の長期滞在の人。

　入居は9人まで。フェイスブックページで申し込みを受け付けている。