松山の「坂の上の雲ミュージアム」(松山市一番町3、TEL 089-915-2600)は現在、企画展テーマ展示「秋山好古」展を開催している。
同展は司馬遼太郎著の「坂の上の雲」の主人公の一人である秋山好古の人生をテーマにした企画展。
秋山好古は、日本騎兵を育て日露戦争でコサック騎兵と互角にわたり合い、後に陸軍大将となった人物。小説『坂の上の雲』で描かれた魅力あふれる人物像は、晩年に故郷松山で北予中学校の校長として務めたことも含め、今でも多くの人々に愛情をもって語り継がれている。
「この企画展では、秋山好古を軍人、教育者などさまざまな側面から紹介することによって、司馬遼太郎が明治人の典型の一人としてとらえた秋山好古の実像に迫っていく」と同館長。
開館時間は9時~18時30分(入館は18時まで)。月曜休館。入場料は、一般=400円、高校生=200円、高齢者(松山市内に居住する65歳以上)=200円。2010年2月(予定)まで。