えひめ愛フード推進機構が現在、「えひめスイーツコンテスト2014」の作品を募集している。
昨年の様子(えひめスイーツプロジェクト~えひめスイーツ・ブログ~より)
同機構が立ち上げた「えひめスイーツプロジェクト」の一環で開く同コンテストは今年で6回目。同プロジェクトは、県産農産物を使ったスイーツを「えひめスイーツ」として県内外へ情報発信、認知向上させることで農産物そのもののブランド化や消費拡大につなげることを狙いとしている。
コンテストでは、プロ・アマチュア・学生の3部門に分けて、県産農産物を使った和洋菓子・菓子パン・お土産スイーツを募集。審査を経て上位作品を表彰する。
昨年は全部門合わせて250件の応募があった。「プロの作品は自店での販売はもちろん、イベントなどにも出店し、エミフルMASAKIや高島屋でも販売される機会があるため、毎年楽しみにしているファンも多い」と同機構事務局担当者。昨年のプロ「生菓子」部門グランプリはパティスリーミカンカフェ(松山市越智町)の山下比登美さん作「アグリューム~愛媛の恵み~」。温州みかん、レモンを使ってミカンのコロンとした愛らしい形を表現し、食べた後もかんきつの味が残る爽やかなケーキに仕上げた。
昨年は初の試みとしてアマチュア部門・学生部門の優秀作品も商品化された。現在行われている「瀬戸内しまのわ2014」で土産として販売しており好評という。今年も両部門の優秀作品は商品化し、道後のホテルやカフェでの提供を計画する。
募集内容は、プロ部門が生菓子の部とギフト菓子の部で、それぞれ県産かんきつを含む2種以上の農産物を使った和洋菓子、アマチュア部門が県産農作物を使ったロール菓子、学生部門が県産農作物2種以上を使用し「縁結び」をイメージした和洋菓子。学生部門は、「農産物とスイーツの縁結び、温泉と観光客の縁結び、恋愛の縁結びなどをイメージしてほしい」という。
応募締め切り後書類審査を行い、10月9日の最終審査の後、表彰式を予定。募集は8月18日まで(当日必着)。応募要項はホームページで確認できる。