アサヒビール松山支社(松山市一番町)は4月27日、アサヒスーパードライ「『坂の上の雲』のまち松山」を発売する。
「坂の上の雲」は司馬遼太郎氏の代表的な小説で、松山出身の正岡子規、秋山好古・真之兄弟が明治時代という新たな国づくりに奔走する姿が生き生きと描かれているもの。
同社は地域共生型の営業活動の一環として、今秋からのNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」放映で、同作品を軸にした21世紀のまちづくりを応援しようと同商品の企画に乗り出した。
「今回の新商品は、松山市が進める『坂の上の雲』を軸にした21世紀のまちづくりを応援し、松山市が人気スポットとして多くの人に親しまれることを祈念したもので、ラベルには青空を背景にした松山城をデザインしている。ゴールデンウィーク時期に合わせ、県外からも多くの人が来ることが見込まれるため、この機会にぜひ、松山の『坂の上の雲』のまちづくりを知ってもらうきっかけになればと思う」と同支社担当者。1本あたり1円の売り上げを「坂の上の雲」のまちづくりのために同市に寄付する。
商品はアサヒビールドライの中ビン(500ミリリットル)で、価格は通常のスーパードライ中びんと同一。松山圏域を中心とする愛媛県内限定販売で、主にホテル・旅館・飲食店などで扱う。販売数量は30万本。販売は6月末までを予定。