松山・道後で3月19日~23日の5日間、春の始まりを告げる恒例「道後温泉まつり2015」が開催される。
約300年前の10月、地震で道後温泉の湧出が止まり、人々が温泉の神仏に祈願し翌年1月に復旧したという言い伝えが残る。同祭は、その時に神仏への感謝の意を表し催した祭りが起源とされている。
19日は湯祈とう、湯奉納、ブラスバンドパレード、長寿餅つきのほか、地元銀行・商店街など総勢約300人による「道後温泉おどり」を実施。20日は湯玉をモチーフにした「ゆだまん」などのゆるキャラ集合、獅子 舞・太鼓・伊予万歳などの郷土芸能大会を予定している。
21日は水軍太鼓の競演大会や創作ダンスの披露、22日は「女みこしかきくらべパレード」や、にきたつの路でB級グルメやスイーツ、愛媛の物産を販売する「道後温泉楽市楽座」を展開する。23日には貴婦人行列と合唱を予定している。
期間中、道後温泉本館東側に露天商「道後夜市」を展開するほか、道後温泉観光会館で「台湾台北市温泉交流パネル展」、坊っちゃん広場で「花とアート祭典」を行う。
問い合わせは同実行委員会(TEL 089-943-8342)まで。