JR四国は、夏の風物詩「夕焼けビールトロッコ列車」を6月20日から、松山駅~伊予長浜駅間で運行する。
いつもは大歩危小歩危を走っているトロッコ列車が、この時期限定で伊予灘を走る。2001年から毎年開催され、今年で15回目。松山駅を夕方に出発し、ガラスのない大きな窓から伊予灘を沈む夕日を眺め心地良い潮風を感じながら、生ビールを片手に約3時間半の旅を楽しめる。松山駅駅長の窪さんは「トロッコ列車のデッキから見る瀬戸内海と夕日は絶景」と話す。
景色を楽しむために減速走行を行い、鉄橋でのスリルも味わえる。乗車券代わりにうちわが配られるほか、途中の駅では地元の人たちからのおもてなしや物産販売があり、帰りの列車ではビンゴ大会も行われる。
運行日は8月16日までの計18日間。料金は大人5,000円、小人2,800円(往復乗車券、特製弁当、飲み放題付き)。現在、予約を受け付けている。問い合わせは、JR四国松山駅鉄道案内所(TEL089-943-5101)まで。