松山の砥部（とべ）焼伝統産業会館（伊予郡砥部町）で10月31日から、「砥部焼技能士会展2015」が開催される。

昨年度の展示風景2

　主催は、国家試験の技能検定により認定された陶磁器製造の技能士が集まり、技術・技法の向上と砥部焼への貢献を目的に発足した砥部焼技能士会。。今年は23人の窯元による展示が行われ、展示作品を実際に触れて楽しむことができる。

　砥部焼伝統産業会館の武智さんは「見ても使っても楽しむことができる皿は絵付けやろくろ成形が難しく、技能士による技を十分に発揮することができるのではないかという理由から、今回の展示会のテーマを『SARA』とした。このテーマを通じて技術の高さやデザイン、作品一つ一つの筆運びなどを感じていただければ」と話す。

　開催時間は9時～17時。入館料は一般＝300円、高校生・大学生・高齢者＝200円、小学生・中学生＝100円。月曜休館（祝日の場合は翌平日）。11月29日まで。