JTB中国四国、伊予鉄道、日の丸リムジンの3社は現在、2階建てオープントップバス「スカイバス」の運行を行っている。同バスは松山市制施行120周年と、しまなみ海道10周年を記念するもので、中四国エリアでは初めての運行となる。
松山市内で行われている「松山市周遊デイ・ナイトコース」では、道後温泉と松山市駅の2ヵ所を出発地点とし、大観覧車「くるりん」や松山城、道後のからくり時計など松山を代表するスポットをはじめ、ロープウエー街、花園町などのまち並みをガイドアナウンス付きで巡る。
「普通のバスと比べ、両サイドの窓ガラスが大きく、天井を取り払っているため360度の景色を楽しむことができる。普段は見ることのできない3.5メートルという高さから眺めるまち並みや大空を、風や光とともに体感してほしい」と同支店長の村上哲也さん。
「観光客のみならず、市民の乗車率も高い。松山の魅力を伝えるとともに、観光まちづくりに寄与できれば」(村上さん)とも。期間中、松山~福山間を行く「しまなみ海道コース」も運行する。
料金は、6月11日までの月曜・木曜と同15日~18日に期間運行する「デイコース」=500円、6月21日まで毎日運行する「ナイトコース」=1,000円。問い合わせは、スカイバスしまなみ・松山実行委員会事務局(TEL 089-943-3321)、スカイバスしまなみ海道・道後温泉チケットセンター(TEL 089-943-8828)まで。