松山市が3月30日、市の人口減少問題をテーマにしたショートムービーを公開した。
松山市は1月、「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、市人口の現状と将来の展望を示した「松山創生人口100年ビジョン」と、今後5カ年の目標・基本的方向・具体施策をまとめた「松山創生人口100年ビジョン先駆け戦略」を策定した。
今回製作したショートムービーは同戦略の周知を目的にしたもので、併せて「地方創生特設ウェブサイト」も開設した。コンセプトは「松山×LIFE ~人も、まちも輝く、100年後の松山へ~」。
3分間のショートムービーは、イラストをきたによしこさん、音楽をNakaseko Shunさん、映像を武智健三さんが手掛けた。
松山市によると、同市の人口は2110年に16万4千人にまで減少すると予測している。少子化対策、移住定住対策、地域経済活性化などを戦略に盛り込み、合計特殊出生率を2030年に1.75程度、2040年以降は2.07程度とし、社会増減が2020年以降均衡以上を見込んだ場合、2110年の人口は37万7千人になる見通しという。