百田むつみさん「布と版画のしごと展」-松山のギャラリーで展示販売

スタッフ一押しの黒の手提げバッグ

スタッフ一押しの黒の手提げバッグ

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 松山の飲食店「飯台」の向いにあるギャラリー「Jumon(ジュモン)」(松山市来住町、TEL 089-989-4033)で現在、「百田むつみ布と版画のしごと展」が開催されている。

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 同展は、友人の紹介を通じて、大阪で美容師の傍らバッグなどを手作りし、年1回個展を開くなど活動してきた百田さんと出会ったことから、開催が決まった。

 同作品は「布をつなげて繰り返し作られてきた道具が、自然と人をもつなげていく」という考え方のもと作られており、麻や綿の素材を縫い合わせて使い、白やベージュを基調とした中に、赤や青や黄のアクセントが効いたナチュラルさが特徴。

 「良い布を使い、一つずつ時間をかけて作っているので丈夫で長持ちする。百田さん自身が主婦でもあるので、家での洗濯も気軽にでき、毎日使ってもらえるものがある」と同ギャラリー担当の中村さん。

 作品は、バッグやクッション、鍋つかみなどが並ぶ。「つぎ布」(86センチ×87センチ、8,400円)、「手提げバッグ黒」(9,450円)、「鍋つかみ」(1,680円)など。そのほか、木版画で作られたびわ、ザクロ、アジサイの花の入った便せんなども展示し、これらを含むすべての作品は販売も行っている。

 「ギャラリーがオープンして1年が過ぎた。認知度も上がってきており、月1回ほどの企画展でも徐々に来店客が増えている。百田さんの作品のコンセプトでもあるように、このギャラリーで人と人がつながっていけば」とも。

 開廊時間は11時~17時。今月17日まで。

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