松山の雑貨店兼ギャラリー「日々くらしのモノ。」(松山市南堀端町4、TEL 089-933-3584)は10月14日から、企画展「まじる組 新世界への旅たち~沖縄×四国アートショー~」を開催している。
同展は、沖縄市で生活雑貨や物産、アートなどを扱う「まじる商店」を営む傍らアーティストとしても活動する西平(にしんだ)まじるさんと、沖縄・四国の作家仲間でつくる「まじる組」の作品を展示・販売するもの。
「沖縄の離島へ旅行をしたことがきっかけで、沖縄の文化や人柄を好きになった。知人から「おもしろい人」と紹介された西平さんは、毎年四国入りしていることもあり、縁あって当展が実現した。独創的な作品を生み出し、人間国宝・金城次郎さんの作品を早くから収集しているなど、目利きの一面も持つ。そんな西平さんの仲間たちの作品にも注目してもらえれば」と同ギャラリーの浜田さん。
作品例としては、西平さん作の「沖縄の瓦と珊瑚で作った漆喰シーサー」(20,000円)、こちんだアトリエを営む名嘉太一さん・恵利子さん作の、中国の代表的な藍染めの布で作った「印花布のバッグ」(3,990円)、同「パンツ」(12,600円)など。ほかにも、愛媛県出身の石田誠さん、高知県出身の廣谷ゆかりさんの食器やユニークなオブジェなども展示する。
期間中、作家が在店する日もあるほか、17日には西平さんのトークショーも予定し、併せて沖縄の料理なども提供する。
開催時間は11時~19時。入場無料、ただし17日のトークショーのみ参加料は500円。問い合わせは同ギャラリーまで。今月27日まで。