松山の湯神社(松山市道後湯之町4、TEL 089-921-0480)で1月10日・11日、「初子祭(はつねさん)」が行われる。
同祭は、湯神社が祭る大国主命がネズミに救われたという伝説に基づき「初子祭(はつねさん)」と名付けられ、古くから旧暦11月の最初の子(ね)の日に合わせ祭が開かれるようになったもの。現在は祝日に合わせて成人の日とその前後の日曜日に、神社関係者と地元の有志の手によって行われている。
当日は、縁起もちまきやどんど焼き、福引きなどがおこなわれるほか、地元有志による協賛行事として獅子舞、水軍太鼓、もちつきなどを予定する。また、いずれも小判笹を使い同神社のお札が付く「縁起笹」(1,000円、300本限定)、「縁起盛」(1,500円、50個限定)、「縁起俵」(500円、100個限定)も販売する。
同祭実行委員会の掛川さんは「歴史ある祭りを地元の方々の協力を得ながらここまで続けることができていることに感謝している。今年も開催できたお祭りを地元の人などに楽しんでもらえれば。今後もこの伝統を継続させていきたい」と話す。
開催時間は、「縁起もちまき」10日=11時~・13時~・15時~・17時~、11日=10時~・14時~・16時~。「どんど焼き」10日=14:00~、11日=13:00~。「福引き」両日とも10:00~16:00。問い合わせは同祭実行委員会(TEL 089-931-5856)まで。