松山市畑寺福祉センター(松山市畑寺4、TEL 089-905-9611)で3月7日に行われる「でらじフェスティバル」で、NPO法人「衣サイクル研究会」(松山市辰巳町1、TEL 090-9557-7594)と松山市が衣類の回収と古着の販売を行う。
これまで地球温暖化防止を目的に古着の回収をメーンに行ってきた同研究会。同センターが行う利用者へ向けてのイベント内に、「障害者就労支援のための新たな仕組みの構築を目指している」という松山市障害福祉課と協力して出店するもので、障害者の就労の場をつくるためのモデル事業として、衣類の回収を同研究会が、古着の販売を障害者がメーンに行う。
松山市障害福祉課の岸洋一さんは「地域の活性化や地域とのつながりを深めるためにもこの活動を全域に広めていきたい。古着の販売回数を増やし、障害者が就労できる店舗を広げていくこともできれば」と話す。
同研究会代表の小池あゆみさんは「これまでの活動と比べて、市と協働することで活動しやすくなった。今後はその分を啓蒙の活動の時間に充てていきたい」「単に回収するだけでなく、一度購入した服を最後まで大切に着て、その後はリサイクルしてゴミとして燃やさないために常時回収可能な仕組みを作っていきたい」と話す。
開催時間は10時~15時。参加無料。衣類回収についての問い合わせは、同研究会(TEL 090-9557-7594)まで。売り上げは障害者共同作業所に寄付される。