松山の画廊「GALERIE&SALON Mermaid(マーメイド)」(松山市湊町2、TEL 089-934-3705)は現在、企画展「春のマーメイド展-人魚姫の美の祭典-」を開催している。
同展は、春の企画展として「春の女流作家展-姫君の美の祭典-」を10年で区切り、新しい趣向の展覧会として心機一転「マーメイド」をテーマに臨むもの。
「通称マーメイド姫と呼ばれており、以前から愛着のあるこのテーマを掲げ、永年交流のある巨匠や愛媛ゆかりの女流作家を迎えて、本展を迎えられることは愛媛の文化向上のため貢献でき、とてもうれしい」と同ギャラリーオーナーのマーメイド眞澄さん。
「『人魚姫』というテーマは作家にとってとても難解だったようで、そのテーマに挑んで新境地を開拓し、魅力的なマーメイド姫が誕生した。その刺激を提供できたことは主催者として光栄に思う」とも。
出展作品は、織田廣喜、金子國義、水森亜土、六角アヤ子などの絵画や高橋涼子の陶器人形、小原うめ女の俳句のほか、オーナー自身の自画像など。20人で計37点の作品を展示する。
「当ギャラリーでしか見られない作家の個性あふれる作品を通して、お客さまの心に人の心の温かさや美しさ、愛の苦しさを人生の道しるべとして語りかけてくれると信じている。美しく愛らしいマーメイドの世界に浸り、心穏やかな春を過ごしていただければ」とも。
営業時間は11時~17時30分。4月3日(17時)まで。