松山のカフェで「手作り石けん展」-ワークショップも開催

ミドリノタマゴの手作り石けんはオリジナルのかわいらしいラッピング。

ミドリノタマゴの手作り石けんはオリジナルのかわいらしいラッピング。

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 松山市のカフェ「granola(グラノラ)」(松山市湊町4、TEL 089-932-4022)で12月13日より、岡山市在住の石けん作家・水野あやさんの「ミドリノタマゴの石けん展」が開かれている。

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 「自分の手荒れがひどかったため、天然の素材で安心なオリジナルの石けんが作りたいと思ったのがきっかけ」と話すオーナーの田中春美さん。フェアトレードの材料を使うなどの条件も加えて石けん作家を募集したところ、以前から、田中さんのブログを見ていた水野さんが応募。互いのやりたいことが一致し、同展開催にこぎ着けた。

 13日には、水野さんの指導の下、手作り石けんのワークショップを開き、8人の参加者が「オレンジのヨーグルト石けん作り」を体験した。作り方は、温度を調整しながら材料を順次混ぜ合わせ、容器に流し込む。ワークショップでは、カスタード状になった石けんのタネを容器に流し込むまでを実施。その後、保温して1日~数日置いて乾燥させ、容器から取り出してカット。さらに1カ月ほど乾燥・熟成させて完成。季節や温度によって作業の工程も変わるという。

 「顔や体はもちろん髪にも使える。洗い上がりはしっとりするのが実感できる」と水野さん。合成界面活性剤、合成保存料、防腐剤、合成着色料、人工香料等は一切使用せず、天然の素材で昔ながらの製法で作る。主な材料となるオイルは、オリーブオイルやココナッツオイルなど約16種類で、同展ではそれらを使った石けんを展示販売する。

 水野さんの「おすすめ」は、岡山市の牧場の山羊のミルクから作られたヨーグルトを入れたというユニークな形の「Goat Milk Yoghurt +Square soap」(630円)やヘーゼルナッツオイルをメーンにココアバターをしっかり入れた、グラデーションカラーが美しい石けん「Pink Stripe+Cocoa soap」(680円)など。そのほか、田中さんが材料にこだわったという3種類のグラノラオリジナルソープ(550円~800円)も常時そろえる。

 「コーヒーを入れるのも好きだが、こうやって企画展を見に来てくれるいろいろな人と出会い、いろいろな話をして、つながっていくのがうれしい。今後も続けていきたい」と田中さん。

 営業時間は13時~18時。日曜・月曜・火曜定休。企画展は今月20日まで。

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