松山にダイニングレストラン「青空食堂」-地元素材を農家から直送

広々とした敷地に明かりと「青空」の2文字が浮かびあがる

広々とした敷地に明かりと「青空」の2文字が浮かびあがる

  • 0

  •  

 ダイニングレストラン「青空食堂」(松山市樽味2、TEL 089-976-0934)が11月5日、オープンした。店舗面積は45坪。来店客からも見える厨房は、広くオープンなイメージでまとめた。

[広告]

 店長の坂東一輝さんは「コンセプトは『地恵地楽(ちけいちらく)』と『身土不二(しんどふじ)』。意味は、地元のものをありのまま一番おいしい状態で楽しむということ。そのため、うちのメニューには凝った料理は出てこない。その素材が一番おいしい状態で食べられるよう工夫した調理になっている」と話す。

 食材は、愛媛県内300人の農家のネットワークを通じて仕入れる。各生産者から、安全で、安心して食べられる食材を手に入れるため、坂東さん自らが自分で交渉して作ったネットワーク。生産者から直送されたものや、坂東さん自らが畑に取りにいった食材がテーブルに並ぶ。

 「地元野菜をまるかじり 天然塩と手造り鯛味噌で」(819円)が「人気メニュー」(坂東さん)だという。どのメニューもその日採れた野菜を使用し、毎日メニュー内容が変わる。

 「当店は素材を軸にしている。愛情を込めて、大切に育て、選びに選んだ食材は、素材そのものが完成している。その本来のおいしさを壊さず、味わってもらうことを目標に、今後も提供していきたい」(坂東さん)とも。客単価は2,500円。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。

松山経済新聞VOTE

どのようなジャンルの記事に興味がありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース