松山の地産地消の創作料理店「空我(くうが)」(松山市喜与町2、TEL 089-913-0845)で6月19日、旬の料理や酒を楽しむ会「旬どき・うまいもの自慢会 愛媛 四季の奏(うた)」が開催された。
春分の日・夏至・秋分の日・冬至の年4回開催される同会。毎回違う飲食店で、蔵元「梅錦山川」(四国中央市)が提供する日本酒やビール、梅酒などを季節に合った料理とともに楽しむもの。「もっと多くの女性に日本酒を楽しんでもらおう」(同会事務局担当者)と始まった企画で、毎回県内で活躍するゲストを招き、参加者とゲストが交流を図る。
12回目となる今回は、劇団わらび座の女優・加藤富子さんをゲストに迎えた。料理は鮮魚、肉、酒肴盛り、冷サラダ、スープ、ご飯、デザートの計12品のコース料理と、それぞれに合わせてビール「ピルスナー」、吟醸酒「つうの酒」、純米大吟醸酒「純生大吟」、純米吟醸酒「酒一筋」、普通酒「秀逸」、凍り酒「ゆめみぞれ」を提供した。
「素材の良さを生かした料理がとてもおいしかった。シンプルに見えても、そこかしこにいろんな隠し味があってびっくり。お酒に合うようにメニューも工夫されていて良かった」と参加者の中田真紀子さん。「今回初めて飲んだ新商品のゆめみぞれはデザート感覚で飲めてよかった。加藤さんも物腰が優雅で、さすがは女優さんだなと感心した」とも。
同担当者は「今後もご参加いただく皆さまに満足していただけるよう、おいしい店とお酒、そしてそのマッチングを探してご提案していければ」と話す。
次回開催は秋分の日の9月23日を予定する。