愛媛県美術館(松山市堀之内)で7月24日より、メカニックデザイナー大河原邦男さんの作品を展示する。
大河原さんは、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」などのメカニックデザインを担当し、世界のアニメファンにも名が知られている。
同展担当、あいテレビ事業部の徳永さんは「ある雑誌のアンケート記事で、30代の男性の好きなキャラクター1位が機動戦士ガンダムであることを知った。1980年代にリアルロボットアニメブームを生み出すきっかけとなった大河原作品の魅力を多くの人に知ってもらえれば」と開催のきっかけを話す。
当日は、大河原さんの持つ「画面上の大きさだけでなく、現実の大きさを意識してデザインする」「商品となる合体変形玩具やプラモデルの大きさ、質感も意識してメカの形状や構造を考える」というデザイン概念をコンセプトに、原寸大スケールを体感できる「機動戦士ガンダムのヒート・ホーク」や「ヤッターマンのヤッターワンの鼻先の立体物」を展示。そのほか、70~80年代の貴重なダイカスト玩具やアニメ製作に使われた各種設定画なども紹介する。
開催時間は9時40分~18時(入場は17時30分まで)。月曜休館(8月2日、9月6日開館、8月3日休館)。チケットは、一般=前売り 800円、当日 1,000円、高大生=前売り 500円、当日 700円、小中生=前売り 300円、当日 500円。同館ミュージアムショップ、あいテレビ本社受付、いよてつ高島屋、チケットぴあ、コンビニ各店で販売している。9月6日まで。