愛媛の酒造会社「お茂ご酒造」(上浮穴郡久万高原町、TEL 0892-21-0025)は7月1日、愛媛県酒造組合の地酒アンテナショップとコラボした新商品「媛女房(ひめにょうぼう)」を発売した。
同商品は、150種以上の銘柄のお酒を1杯100円から提供する立ち飲みできるアンテナショップとして営業する「蔵元屋」(松山市一番町1、TEL 089-934-5701)と共同で作ったもの。
「同店の利用客とコラボして商品を作りたかった」という同社の思いから企画されたもので、昨年発売した同店限定ラベルをあしらった「涼流」に続く第2弾として取り組むもの。5月18日~6月13日の期間中、同店来店客に試飲してもらい、アンケートを行いながら名称を募集した。
商品内容は、愛媛県初の好適酒造米「しずく媛」と愛媛の酵母「EK-1」を使った愛媛県産にこだわって作ったもの。「四国の軽井沢・久万高原町で、石鎚山の伏流水で仕込んだすっきりした味わいの酒に仕上がった。日本酒好きの方の声を反映させたネーミングの商品ができたのでは」と同社担当者の飯田さん。
価格は1,580円(720ミリリットル)。同店限定で販売する。