「久万高原こだわり料理コンテスト」-地元食材生かしたレシピを募集

6日のプレイベントでの久万高原町農産物紹介コーナーの様子。

6日のプレイベントでの久万高原町農産物紹介コーナーの様子。

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 久万高原町は現在、標高400メートル~1,000メートルにある同町の農地で栽培された地元食材を生かしたレシピを募集する「久万高原町こだわり料理コンテスト」を行っている。

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 高原野菜の魅力発掘や新しい味・久万高原の郷土料理の発見を目的とした同コンテスト。「心も体も元気になる久万高原の食材を生かしたこだわり料理」をテーマに、「こだわり料理部門」「こだわりスイーツ部門」の2部門でアイデアを募集。それぞれ「プロ部の部」「アマチュアの部」を設ける。

 久万高原町産業文化会館(久万高原町久万)では10月6日、アイデアを絞るためのプレイベントを開催。「地元食材から生みだすアイデア料理」をテーマに料理研究家や野菜ソムリエ、県中予地方局産業振興課の4人がパネルディスカッションを行った。町内外から80人が集まった同日、同会館ロビーでは農協の協力を得て、「桃太郎トマト」「久万高原清流米」などの地産農産物紹介コーナーも設けた。

 1次審査書類(今月27日)では審査を行い、2次審査(11月19日)に出展する作品を選出。書類審査を通過した作品は町のホームページや町内のレストラン・旅館などの宿泊施設で提供される献立の手引きとなるレシピ集に掲載。2次審査は久万町民館で、審査員には料理研究家や有名レストランのシェフ、一般人による試食審査を公開で行う。大賞と特別賞には賞金と商品化を予定する。

 同町生活研究協議会の菅さんは「久万高原町の食売り場は年々客足が低迷している。今回募集した料理を目玉商品・メニューとして取り扱って人を呼び込み、農家の所得にもつなげ、地域を活性化させていきたい」と話す。

 応募方法は、応募用紙を同協議会宛てに郵送またはメールで送る。応募用紙は久万高原町ホームページでダウンロードできる。応募締め切りは10月22日。問い合わせは同協議会事務局(TEL 0892-21-1111)まで。

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