松山のイタリアン「MARUBUN.d.k.」、10周年機に移転へ-ピザ窯も設置

17.5キロの巨大パルメザンチーズ

17.5キロの巨大パルメザンチーズ

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 松山のイタリアン「MARUBUN.d.k.」(松山市三番町3)が11月、10周年を迎えるのを期に店舗を朝生田に移転リニューアルする。現店舗での営業は10月20日まで。

6種類のパスタの名前を当てるカウントダウンイベントも実施。

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 同店は2000年11月27日、100年以上続いていた料亭「桃太郎」改装し、「和の空間で食べられるイタリアン」をコンセプトに開店。和の雰囲気漂う建物をベースにフロア中心にセンターテーブルを置きチーズや野菜を装飾。和とイタリアンが融合した雰囲気を作り出した。

 食材は主に愛媛県内から取り寄せた野菜や魚などを使用し地産地消につとめる一方、ハンガリー国宝の豚肉や本場イタリアの調味料など厳選した素材を使用している。ランチはパスタセットとメーンディッシュセットのランチメニューのほか、ビュッフェランチを用意。ビュッフェランチは3年前、センターテーブルを上手く活用しようとランチメニューからサラダバーランチに変更したところ好評だったため、思い切って始めたもの。

 同店はイタリアンだが、店内にピザ窯がないためピザを置いていない。後から設置することも難しかったが、利用客の強い要望もあり新店ではピザ窯を設ける。

 14日から、ディナータイムに6種類のショートパスタの名前をすべて当てると1組につき5,000円分の食事券をプレゼントするカウントダウンイベントも始めた。1組につき1回のみ。猪谷店長は「イベントの内容は食材にちなんだゲームをしようとスタッフみんなで考えた。せっかくの機会なので来店したお客さま全員に楽しんでもらいたい」という。

 猪谷さんの「おすすめ」は定番メニューの「4時間煮込んだ牛タンの煮込み」(2,200円)、魚を丸ごと煮込んだ食べるスープ「ズッパ・デイ・ペッシェ」(1,480円)など。同店名物の「パルメザンチーズチーズのリゾット(ベーコンと農家のお野菜を使ったリゾット)」(ハーフ=900円)は巨大なパルメザンチーズにリゾットをのせ、客の前でチーズを溶かして仕上げ皿に盛り付ける。「一般家庭で使われるパルメザンチーズでは決してまねできないチーズの香りや風味やコクが人気」(猪谷さん)だったが、パルメザンチーズを使ったリゾットは移転後のメニューには含まれず、20日で終了となる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時。70席。移転後は「TRATTORIA nature nature(トラットリア ナトゥーレ ナトゥーラ)」に店名を変更し、11月10日のオープンを予定する。

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