愛媛トヨタが新型車発表会-ミカンをあしらったカスタマイズ車も登場

愛媛トヨタがカスタマイズした「FJクルーザー」

愛媛トヨタがカスタマイズした「FJクルーザー」

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 愛媛トヨタ自動車が(松山市宮田町)が11月25日、12月4日から販売を開始する大型SUV「FJクルーザー」の発表会を開いた。

こぼれそうなミカンをデザインしたカスタマイズ「FJクルーザー」

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 同車は2003年、米デトロイトモーターショーでデビュー。2006年に北米での販売を開始した。日本市場では、「個性的なスタイリング(見る)」「高い走行性能(操る)」「遊びに応える本物志向の装備(遊ぶ)」に加え、「自分好みにカスタマイズできるMyFJ(選ぶ)」という新しい販売手法を取り入れる。ホームページの専用サイトでパーツなどを組み合わせ、見積もりシミュレーションが可能。見積もりを同店に持参すると組み付けから納車までサポートする。

 カスタマイズの販売手法導入に際し、同社では「まず自分たちが楽しもう」とプロジェクトを発足。「ミカンでできたFJ クルーザー」というコンセプトで、イエローにデザインした「FJクルーザー」も登場した。チャックの間からこぼれそうなほど大量のミカンの中に野球の硬式ボールも紛れ込ませた。野球をこよなく愛し、殿堂入りを果たした正岡子規にちなんだものだという。

 同社取締役営業部長の渡辺節夫さんは「当車のコンセプトは『楽しむこと』。あえて月販目標台数を定めていない。とにかく楽しんでもらいたい」とあいさつで述べた。

 メーカー希望小売価格は314万円から。

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