愛媛県身体障害者福祉センター(松山市道後町)で11月5日、「地域づくり団体研修交流会」が開催された。
地域づくりに携わる人同士の横のつながりを広めることを目的として開催されており、当日は県内外から行政機関や民間企業から約30人が参加した。
講師は、岡山で過疎高齢化社会における地域の生活が維持できる環境づくり事業を主体として活動するNPO「てっちりこ」の代表・岡本勝光さん。
研修では、班別に分かれ課題として用意された仮想地域を活性化させるためにどのようにすればいいか、その地域の抱える現状と課題を議論した。フィールドワークでは、松山の観光地である道後を巡り、観光地の取り組みから仮想地域の問題解決のヒントを得、その考えやアイデアを生かして各班が発表を行った。
えひめ地域政策研究センターの主任研究員須山さんは「今回の開催の目的は地域づくりにかかわる人の横の関係を深めるもの。行政機関や民間企業関係なく、何か困ったときに、お互いに連絡が取れ協力し合うことができる場を提供できれば」と話す。