松山空港(愛媛県松山市)は12月11日、空港のイメージキャラクター「まっくう」を発表した。
同空港利用促進協議会が、将来の空港利用者である子どもに航空に対する理解と関心を高めてもらおうと、新ターミナルビルと2500メートル滑走路の供用開始20周年を機に今年、一般公募していた。
応募215点から新キャラクターに選ばれたのは同県出身のグラフィックデザイナー・児島満さんの作品「まっくう」。飛行機をモチーフにした明るくあいきょうのあるデザインで、色合いと形状は愛媛特産のミカンをベースにした。「尾翼」部分は松山が舞台の小説「坂の上の雲」にちなみ、雲を表現する。
同協議会によると同キャラクターは今後、さまざまなイベントや空港PR媒体に登場し空港の知名度とイメージアップに活用される予定。すでに制作した着ぐるみも18日に開催される空港イベント「『ポンジュース蛇口』試飲イベント」を皮切りに、各地で披露されるという。(取材協力=みんなの空港新聞)