松山・山越の「虎石ダイニング」が1月21日、和食・懐石料理に特化した「和食瀬戸内とらいし」(松山市山越5、TEL 089-924-1211)としてリニューアルオープンした。
経営は、「ラーメン工房りょう花」「お好み焼きたろめ亭」などの飲食店を展開するブシド(古川3 )。リニューアル前の「虎石ダイニング」では、和食と洋食を合わせて提供していた。同店では和食に特化したメニューを提供することになり、2月10日には洋食に特化した「イタリアンバルTORAISHI」を一番町にオープンする。
リニューアルに伴い、すし職人によるすしの提供も始めた。日本酒にも力を入れ、県内ブランドの日本酒9種のほか、県外からの日本酒も取り入れる。焼酎は、軽いものからしっかりしたものまで、利用客にわかりやすいようメニューに表記する。店内の改装も行い、アワビやイセエビなど新鮮なまま魚を提供できるよう、料理場にいけすを設置した。全席2人~16人の個室とし、冬はテーブル席の足元にホットカーペットを敷く。
ランチメニューは、前菜、造り、茶わん蒸し、揚げ物、ご飯、香の物、わん物、デザートなどの「旬彩ランチ」(1,764円)、すしを含む「とらいしランチ」(2,079円)、「瀬戸の輝きランチ」(2,604円)。コースメニューは「喜コース」(4,074円)、「夢コース」(5,544円)など。飲み放題は1,500円追加。
同店ホール責任者の相原さんは「リニューアル前は30~60代のカップルや夫婦に記念日などで利用してもらうことが多かった。虎石ダイニングのブランドを引き継ぎ、これまでの常連客はもちろん、新しいリピーターを増やしていけたら」と話す。
営業時間は11時30分~15時、17時30分~23時。