イベント情報誌「えひめイベントBOX」発行-「南予いやし博」特別ページも

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 愛媛県内の祭りやイベントを紹介する雑誌「えひめイベントBOX」の2012年版が4月4日、発行された。発行元は「えひめ地域政策研究センター」(TEL 089-926-2200)。

見開きの「いやし博」特別ページ

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 25年ほど前から毎年1回発刊している同誌。県内各地のイベントを地域別に集めた「ピックアップイベント」やイベントカレンダー、特産市ガイド、湯あがりガイド、毎年テーマを決めた「特集」を掲載するほか、今年は「いやし博特別ページ」で構成する。

 33号目となる今回は、約1000のイベント情報を掲載。今年から体裁をB5サイズからA4サイズへ拡大した。これまでのアンケートでの利用者の声に応え、フォントサイズやカラーなどをユニバーサルデザインに配慮したものにした。132ページ。

 「ピックアップイベント」ページの構成を変え、県内20の市町各ページに「センターおすすめイベント欄」を設けた。センターの職員が直接取材に行き、地域活性につながるイベントを取り上げている。

 同センター主任研究員の須山広周さんは「これまでは市町のイベントを中心に取り上げていたため毎年同じイベントが掲載されていた。地域に根ざし活性化につながるイベントを念頭に置いて選定。多くのイベントの中で埋もれてしまっている地域活性化イベントを多くの人に知ってもらえれば」と話す。

 「いやし博」特別ページでは、4月22日から11月4日にかけて宇和島圏域で開催される「えひめ南予いやし博」に関連する約150のイベントを紹介。切り取りできる見開きページと同博イベントカレンダーを特別に掲載する。

 特集は「古きよき時代を今に伝えること」を目的に、「イベントと楽しむ伊予の町並み・歴史文化遺産」として、県内30カ所を紹介している。

 「当誌の性質上、イベントがメーンなので県内の文化遺産を取り上げるだけではなく、イベントが付随されているものにスポットを当てた。イベントを通じて町並みの雰囲気を味わい、先人が残してくれた文化遺産の大切さの理解につながれば」と須山さん。「無料配布分は毎年すぐに終了してしまうので、お早めにご連絡いただければ」とも。

 先着500人まで無料配布し、電話でのみ受け付ける。販売は行っておらず、市役所などの公共施設に閲覧用として設置する。詳細はホームページで確認できる。

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