松山の手芸雑貨店「pomsesmop(ポムセスモップ)」(松山市千舟町3、TEL 089-921-0806)が7月1日から、地模様とドロンワークをテーマにした「夏の毎日ワークショップ」を始めた。
昨年12月にオープンした同店では、毛糸を1玉単位ではなく10グラム単位で量り売りする。店内では毛糸65種類を展示販売しており、手芸専門「アヴリル」(京都市北区)から350種類1200色の糸を取り寄せることもできる。
店主の三上さんは「夏場は編み物をする人が減ってしまうため、夏にも利用してもらえるよう小物などに活用できる刺しゅうのワークショップを企画した」と話す。
ワークショップでは、「地刺しのサンプラー」作りと「ドロンワークのコースター」作りをレクチャー。「地刺し」とはプリント模様に近い柄を刺しゅうすることで、今回は5つの技法を使い1枚の布に3模様を刺してサンプルを作る。制作したサンプルを基にバッグやハンカチに刺してアレンジできる。
「ドロンワーク」の「ドロン」は抜くを意味するフランス語。通り糸を抜き、抜いた糸でかがって模様を作っていくフランス刺しゅうでコースターを作る。
「ワークショップには女子大学生や主婦、OLなど幅広い層の女性が参加している。8月にはまた違ったテーマでワークショップを企画したい」と三上さん。
開催時間は営業時間(13時~19時)内に対応。少人数制。参加費は各ワークショップ1,575円。2日前までの予約が必要。水曜定休。