松山・ロープウェー街に8月8日、愛媛の物産観光情報発信拠点「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」(松山市大街道3、TEl089-961-4501)がオープンした。
店舗面積は約55.6坪。アイテムえひめ(大可賀)内の愛媛県物産観光センターが今年7月31日に閉館し、名称を改め移転オープンした。運営は愛媛県観光物産協会。
同協会物産部長の中松さんは「松山城も近く、観光客がよく通るロープウェー街沿いに移転したことで、より多くの集客が期待できる」と話す。
同館では県産品の販売のほか、各市町別のマップや観光情報の配布物も設置した。県産品はタルトなどの菓子類やみかんジュース、みかんドレッシングなどの農産加工品、じゃこ天、ちりめんなどの瀬戸内海で捕れた海産物のほか、砥部(とべ)焼や今治タオル、漆器、竹細工、姫だるま、伊予かすりなどの工芸品も展示販売する。約500品目を取り扱う。配送手続きにも対応する。
「県産品の販路拡大の場所として新しい商品やまだ紹介しきれていないものを観光客にPRしていければ」と中松さん。「1人でも多くの観光客を誘致し、情報発信拠点として満足してもらえるような情報を提供していけたら」とも。
開館時間は9時~18時。水曜・年末年始休館。