松山のミニシアター「シアターねこ」(松山市緑町1)で10月31日、「SeeD~本気アイデアプレゼンテーション~#2」が開催される。
主催はNPO法人「いよココロザシ大学」。同NPOは 昨年度、「愛媛県の寄付環境調査」を行った結果、約300人から回答が得られ、その中で88%が「NPOなどの社会貢献活動への寄付に興味がある」と回答した。これを単なる結果と受け止めず、「ここから愛媛を豊かにする取り組みを応援できる仕組みをつくりたい」と検討を重ね、同企画が生まれた。
それぞれプレゼンターのアイデアに共感し、応援したいと思った人は共感券を投票する。共感券以外に「人脈券」なども用意しており、寄付だけではなく、情報や場所、人の紹介もできるようにしている。
今回のプレゼンターは女性3人で、四国青年NGO HOPEの織田直美さんによる「青年のつながりを起こす、社会改革」、Art Platform EHIMEの入江初美さんによる「『地域×アート×人』を結ぶ、学びと集いの小さな場所」、NPO法人「ワークライフコラボ」の堀田真奈さんによる「地域版ワークライフ・イノベーション」を予定している。
9月12日に行った1回目の本気アイデアプレゼンテーションでは101枚の共感券が使われた。プレゼンターには半年後に進捗(しんちょく)を何らかのかたちで発表してもらう予定で、現在プレゼンターも募集している。
開催時間は18時30分~21時。入場料は、社会人=2,000円(共感券3枚)、学生=1,000円(共感券1枚、いずれもドリンク付き)。定員は約30人。