松山城(松山市丸之内1)は10月27日・28日、観月祭として「お城と月の物語」を開催する。
2日間通じて、まつやま文化財サポートの会による重要文化財の櫓(やぐら)を特別開放するほか、松山城山頂のフードコート出店、お伽座による伊予弁の昔語りを予定している。
27日には、本丸内の櫓(やぐら)9カ所を巡るスタンプラリー、愛媛の秋の味覚「いもたき味めぐり」ではいもたきを数種類用意し、限定500食で1人1杯まで無料で配布する。本丸広場特設舞台では松山検番の芸者による季節の舞や野球拳踊り、らくさぶろうさん・桂三幸さんによる寄席が披露される。
28日は、限定500食で月見団子を無料配布するほか、地元俳句関連団体などによる月見句会を開催する。一般からの投句も受け付けており、広場内に投句函を設置する。「松山城志民の会」による案内付きの夜の天守ツアーでは天守の最上階から月見を堪能することができる。計5回実施し、各回定員30人。天守閲覧料が必要。
本丸広場の特設舞台では松山在住のシンセサイザー奏者・西村直記さんによるコンサートも開催。松山城ロープウエー東雲(しののめ)口駅舎前にはスイーツやパンなどの飲食店が屋台を出す。ロープウエーは21時30分まで夜間営業。
開催時間は17時~。イベントのスケジュールはホームページで確認できる。問い合わせは松山城総合事務所(TEL 089-921-4873)まで。