松山・道後で3月19日~21日、春の始まりを告げる恒例「道後温泉まつり2013」が開催される。
約300年前の10月、地震で道後温泉の湧出が止まってしまい、人々が温泉の神仏に祈願し、翌年1月に復旧した。神仏への感謝の意を表し催した祭りが起源とされている。
19日は湯祈とう、湯奉納、ブラスバンドパレードのほか、長寿餅つきや地元銀行・商店街など総勢約300人による「道後温泉おどり」を、20日は獅子舞・太鼓・伊予万歳などの郷土芸能大会、「女みこしかきくらべパレード」「道後温泉おどり」を予定。21日は、宝厳寺境内での餅つき、尺八奏者によるコンサート、道後温泉ゆかりの人々がその時代の扮装(ふんそう)をして練り歩く「道後温泉時代パレード」、まき餅など毎年恒例のイベント行事を今年も予定している。
今年は温泉観光館で「台湾台北市温泉交流パネル展」を開催する。北投温泉の歴史や交流写真を館内で展示する。にきたつの路ではB級グルメやスイーツ、愛媛の物産を販売する「道後温泉楽市楽座」を展開。
イベントのスケジュールはホームページで確認できる。問い合わせは同実行委員会(TEL 089-943-8342)まで。