松山・平井町にキッズカフェ2号店-滑り台などテラスに遊具も

キッズルームの様子

キッズルームの様子

  • 0

  •  

 松山・平井町に2月14日、キッズカフェ「子やぎのかくれんぼ」(松山市平井町、TEL 089-993-5665)がオープンした。

キッズルームから子どもが自由に行き来できるテラス

[広告]

 店舗面積は約60坪で、席数は65席。駐車場は22台分用意する。溝辺町の「子やぎのさんぽ」の2号店となる同店。1号店同様、子どもやママをメーンターゲットに据える。オープン日は1号店と同日で、2009年にオープンした1号店は4周年を迎えた。

 店長の渡邉泰正さんは「子ども連れだとカフェや飲食店に入るのは意外と気を遣う。主婦をしている人は家では家族の世話をしたり、外では幼稚園や保育園、ママ友同志で気を遣い合ったりと一日中休みがない。そんなママたちの休める場所、子どもたちも好きに遊べるような店にしたい」と話す。

 内装は、茶色や白などをベースに温かみのある色合いで統一し、全室フローリング。店内にはキッズルームを2部屋完備。キッズルームと飲食スペースを分離せず、座敷スタイルで、子どもが遊ぶすぐ傍らで飲食することができる。子どもが自由に行き来できるテラスには滑り台などの遊具も設置する。メニュー表は料理を待つ間、絵本として読めるよう作成した。

 同店では幼稚園に勤めていたという渡邉さんの妻をはじめ、幼稚園や保育園で勤務経験のあるスタッフが多数働いている。

 「ママさんからの意見のほか、幼稚園や保育園で勤めていたスタッフの意見も積極的に取り入れている。子持ちでなければならないと分からない意見や要望をたくさん頂き、それにできる限り応えているので、1号店をオープンしたときと比べ店のソフト面やハード面が随分変わり、今も進化し続けている」と渡邉さん。

 コーヒーなどのカフェメニューを約80種類用意するほか、食事メニューも充実させた。お子さまメニューは5種類から選べ、「子やぎプレート」(500円)など。プラス50円でドリンクが付く。子どもとの取り分けを前提に作られた「ランチメニュー」(1,200円)はパスタ・ライスから選べる。カフェアートにも力を入れる。

 渡邉さんは「『キッズカフェ』が松山で浸透していない4年前にはなかなか受け入れてもらいにくかった。今となって当店を訪れるのはリピーターや口コミ、子ども連れの団体がほとんどで、地域に浸透してきたのもお客さまのおかげ。『もう一度いってみたい』と思ってもらえることが一番うれしい。今後は、松山一、愛媛一、日本一と言われるキッズカフェを目指したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~23時。火曜定休。

松山経済新聞VOTE

どのようなジャンルの記事に興味がありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース