旧中山高等学校運動場(伊予市中山町)で6月8日、数百匹のホタルを鑑賞できる「第26回伊予中山ホタルまつり」が開催される。
同まつりは自然環境の保全を図りながら絶滅状態のホタルをよみがえらせようと1986(昭和61)年に結成された「伊予中山ホタル保存会」が始めたもの。同校運動場で毎年開催されている。
当日は、伊予高校吹奏楽部によるコンサートや地元太鼓グループによる太鼓演奏、本家野球拳四代目家元・澤田剛年さん指導の下、野球拳の対戦、ディファレントピーシーズによる昭和歌謡ステージのほか、抽選会も行う。夜店では「栗ずし」「鱧カツバーガー」などの商品や特産品などを販売する。
17時30分からは「伊予中山ホタル保存会」によるホタル鑑賞教室が開かれ、ホタル飼育箱を2つ設置。ホタルの雄雌の見分け方、ホタルの卵、生態などについて説明するほか、「ホタルの一生」をビデオで紹介する。
開催時間は17時~20時30分。雨天時はなかやま農業総合センターで開催する。