松山市北梅本、ハーブガーデン「ロコ」のログハウス内に生ハーブを使ったエステ「リラクゼーションサロンアクア」（松山市北梅本町、TEL 0120-960-327）が8月1日、移転リニューアルオープンした。

ハーブを使用したパック

　ハーブガーデン「ロコ」の運営はデザイン・印刷関連事業などを手掛けるクリエイティブ・ユニット（同）。同社は5月にハーブ園を、6月1日にはハーブ&輸入・オリジナル雑貨店「Roco（ロコ）」を敷地内にオープンした。今回新たに、ログハウス内にエステ店をリニューアルオープン。

　同店のオーナー・山口雪野さんは飲食店に勤務後、約8年間エステ業界で経験を積んだ。その後、移転まで松山市内のマンションの一室で同店を3年間行っていた。「ロコ」で開催されたイベントの際、周辺の雰囲気や実際にハーブを見て触れることがきっかけで、クリエイティブ・ユニット社長の新善彦さんに相談・移転を決意。「ログハウスの香りや、施術後もハーブ園や雑貨店『ロコ』を回られることもできるので、常連さんからも癒やしの効果が違ってびっくりしたと好評」と山口さん。

　同店は30代から60代の女性をターゲットにする。山口さんはエステだけではない「外と内のトータルでの美」を大事にしているという。全メニューに付く「フットバス」は同園で摘んだ生ハーブが浮かぶ湯銭の中で足湯を行う。「足元を温めることで老廃物が取り除かれ、足のむくみも取れるので、その後の施術の効果も違う。オフィスワークをする人にも職業病を防ぐのにおすすめ」とも。

　メニューは「整体」（60分＝5,350円）、「全身リンパマッサージ」（全身70分＝1万500円、ハーフ30分＝5,250円）、高知の海洋深層水を使ったジェルと月1回、3種類ずつ変わるハーブを使用したパック「美顔」（美顔60分＝6,300円、ハーブスチーム＝2,100円）など。

　ヨガをベースにして、子どもからお年寄りまで簡単にストレッチができる「ブリージングストレッチ」の教室も行っている。ストレッチに加え、自分に合った体温や食生活のアドバイスも行い、食生活のアドバイスでは、季節ごとに食べたらいいものの紹介などを行い、肌質の改善を目指す。「今の時期は、体温が下がるのでお米に麦を混ぜたり、麦茶を飲んだりするのがいい」と山口さん。

　新さんは、今後「『ロコ』とも連携して秋口にハーブを使用したイベントの開催や、クリスマスイベントもやっていきたい。『ロコ』でもハーブを使ったサンドイッチや新商品を発表していく。ハーブを使った『癒やし』を提供していきたい」と話す。

　営業時間は10時唐19時。日曜・祝日定休。