松山市総合コミュニティセンター(松山市港町7、TEL 089-921-8222)で9月1日、「『八幡浜お手伝いプロジェクト』お手伝いワーカー登録説明会」が開催される。
同プロジェクトは、八幡浜でみかん農家の手伝いを通して、生産者と消費者の距離を縮め、地域の活性化を目指す取り組み。手伝いの報酬として、八幡浜市内で使えるクーポン券も渡す。
主催は八幡浜お手伝いプロジェクト実行委員会。結婚相談所「VOCE(ボーチェ)」(松山市本町3、TEL 089-934-1722)のリーダーの北川裕子さんが、「松山以外にお住まいの方で、松山に足を運ぶのが困難な方たちの中にも、結婚したいと思われている方もいるのでは」と考え、地域で何が必要かを、足を運んで調査。八幡浜の若者たちが行っている「八幡浜元気プロジェクト」のリーダーと知り合い、ミカンの存在を知る。八幡浜の人たちの地元をよくしようというかたぎに触れ、「何でも買えてしまう時代」の中で、そのような人たちとも交流や、ものづくりに関わり、人やものを大切にする気持ちが芽生えるようにと同プロジェクトを発足。
農作業の人出を探している契約農家は35件。今のままの求人募集などの形に限界を感じ、同プロジェクトに賛同する。クーポンは八幡浜市内で使えるもので、再訪を見込み、地域経済を活性化を狙う。
北川さんは「結婚したいと考えている農家の方もいらっしゃる。お手伝いを通して、お互いの距離が縮まるので、ゆくゆくは縁が結ばれることもあれば」とも。
対象は20歳以上で「真面目にミカン作りに取り組める人」。出荷するミカンを扱うため、基礎的な部分を勉強する研修会を経て、要請がある契約農家で手伝いを行う。
説明会の開催時間は14時~15時。申し込みは電話(TEL 089-934-1722)、メール(info@yawatahama-otetsudai.com)、フェイスブックのメッセージ欄まで。