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松山大生らが企画した「キャンパスランチパック」発売-フルーツ3種をサンド

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 松山大学の学生らが山崎製パンと共同企画した「キャンパスランチパック」が2月1日、発売された。

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 中四国で初となる同企画は山崎製パン広島工場・岡山工場が、松山大学、広島修道大学、安田女子大学、岡山理科大学の4大学の学生と共同で企画した。商品は「3種のフルーツ」「チーズササミカツ&タルタルソース」「キャラメルマキアート風味クリーム」「デミカツ風」の4品。

 松山大学は、学校訓の「三実主義」にちなみ、愛媛県産の「3」種のフルーツ(愛媛県産いよかんマーマレード、愛媛県産紅ほっぺいちごゼリー、愛媛県産キウイジャム)をサンドする。

 同大経営学部・上杉志朗教授のゼミ生、八木有里紗さん(2年)は「他大学は企画する人数が15人ほどだったが、当大はゼミ生7人で企画した。人数が少なかったので、最初の企画時には1人15案を考えなければならなかったので苦労した」と振り返る。

 パッケージは同大のスクールカラーである青を起用。背面には八木さんが描いたゼミ生らのイラストも挿入する。

 商品開発には5カ月間を要し、残った「今治焼き豚卵飯味」など8種類のうちから選ばれた。「いかに松山らしさを出すかにこだわり、松山を調べ直したところ、キウイは日本一の生産量だった。種を入れ、プチプチとした食感にこだわっている。3種類楽しめるので、甘いものが好きな女性や子どもにも食べてほしい。発売開始まで誰にも商品のことを話せなかったので、ようやく友達に話せる」とも。

 上杉教授は「受験で疲れた脳にもいいので受験生にも食べてほしい。今後も、地方でなかなか目立ちにくい食べ物に関する情報を発信していく方法を考えている」と話す。

同商品は中・四国のスーパー、コンビニエンスストアなどのヤマザキ製品取扱店、松山生協で販売する。販売は3月31日まで。

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