松山・三津浜で8月3日、花火大会開催日に合わせた謎解きイベント「三津浜(みつはま)夜襲の謎」が行われる。主催は三津浜クリエーターズ。
三津地区にちりばめられた謎を解き、毛利家の侵攻を食い止める体験をする同イベント。きっかけについて、同団体の大久保守登さんは「関ヶ原の戦いと関連した古戦場であることを、地元にも知らない人が多くいたことがまずあった。調べて見ると自分も知らない面白い史実があり、その歴史を広く知ってほしいと思った」と話す。
設定となる物語は「400年以上前、関ヶ原の合戦を契機としたいくさが、古三津を中心に行われた。松前城城主である加藤嘉明(後の松山城主)が関ヶ原に出兵している隙を狙い、村上水軍や河野家残党を率いた毛利家の大群が三津浜に上陸したという。留守を預かる佃十成ら有力家臣によって毛利勢は退けられるのですが、そこには緻密な謀略があった」。
にぎわい創出事務所ミツハマル(松山市三津2-13-29)をスタートとゴール地点として、1時間以内に全ての謎を解いた参加者には記念の書状を贈るほか、最初の回答者1人には、花火大会の有料席をペアでプレゼントすると予定。
料金は1人500円。中学生以上対象。各回定員50人まで。開催時間は、13時~、14時30分~。