愛媛県美術館(松山市堀之内)で現在、「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が開催されている。
同展は1995年にテレビ放映され、社会現象を起こし、映画化されたアニメ「エヴァンゲリオン」からインスピレーションを受けた現代刀匠たちの作品を集めた展覧会。日本各地を巡回し、四国初開催となる。日本刀は愛好家の年齢層が高く若年層との接点が少ないことから、アニメとコラボした同展を通じ、若者や女性など幅広い層への伝統文化の浸透を目指す。
展覧会では同作メカニックデザイナー・山下いくとさんがデザインしたなぎなた「刀野薙(NATAYANAGI)」や「ロンギヌスの槍(やり)」など日本刀コラボ関係の作品26点、同作関係の大型パネルやフィギュアも展示。日本刀コーナーでは各時代の刀の紹介や体験コーナーなども設ける。愛媛出身の職人が制作した作品(刀のつば)も展示する。
開館時間は9時40分~18時(入室は17時30分まで)。入館料は、大人=800円、高校・大学生=600円、小・中学生=400円。月曜休館(第1月曜は開館し、翌火曜休館)。3月22日まで。