松山に5月2日、温泉・宿泊・飲食施設などを兼ね備えた複合施設「東道後のそらともり」(松山市南久米町3、TEL 089-970-1026)がオープンした。
敷地面積は2,690坪。広々とした館内は、アジア調の家具やインテリアを配置している。施設は大きく、大浴場、湯宿・家族風呂、養生、ボディーケア・岩盤浴、食舎・カフェ、雑貨・ギャラリー、の6つのスペースに分かれる。
湯宿・家族風呂は、湯宿=9室、家族風呂=8室を完備。「各部屋には露天を眺めながら皆で入れる大きな浴槽が配置されており、ほかの利用客を気にせずに利用できる。大浴場の湯質も良く、単純アルカリ性泉で肩こりや美肌に効果がある。入館料を支払えば、タオルセットや館内着をもらえ、『気の養生』をコンセプトにした広い館内の各スペースで1日ゆっくり過ごせ、岩盤浴も自由に利用することができる」と同施設の橋本さん。
ほかにも、創作料理などを提供する「食舎・カフェ 地の根」や、寝転んで空と森を眺めることができる「和みの養生 くものテラス」、輸入雑貨を販売したり、地元の作家を応援したりする無料ギャラリー「SOSORA (そそら)」も設けた。
「食舎のメニューを増やしたり、アジア各都市で買い付け、販売しているこだわりの雑貨も増やし、より幅広い客層に受け入れられるよう努力している」(橋本さん)とも。
営業時間は、平日=10時~24時、土曜・祝前日=10時~翌2時。入館料は、会員=950円(子ども=500円)、一般=1,050円(子ども=550円)。宿泊費は2人1室=16,000円。家族風呂は1時間1部屋(4人まで)3,000円~。