東温の菓子メーカー・母恵夢(東温市則之内)は3月18日、本社工場の敷地内に「母恵夢スイーツパーク」(TEL 089-955-8333)をオープンする。
1956(昭和31)年に創業した同社は、バターを使った生地に白あんを包み窯で焼き上げた菓子「母恵夢」をメーンに和洋菓子の製造販売を行っている。これまで同社では年に1回の頻度で工場見学を行っており、本社工場敷地内には川内店があった。今年1月に川内店を閉店。同パークは売店にガラス張りの見学通路を併設し、来店した人がいつでも工場の生産ラインを見られる設計にした。同社初の旗艦店。
パークコンセプトは「お菓子でつながる笑顔の時間」。子どもから大人まで世代や関係を超えてさまざまなつながりが生まれるパークを目指し「人と人とのつながり」をテーマにする。
パーク内には同社商品を展示するギャラリー部、約20席のイートインコーナーを設置するほか、ガーデンには足湯の設置や東温市原産の陽光桜を植樹する。売店では平窯で焼いた「プレミアム母恵夢」(140円)を焼きたてで販売する。同商品は同店限定販売。
同社企画開発室の担当者は「家族や友人同士でのご利用はもちろん、川内インターに近いので県内だけではなく、県外の観光客の方にも利用してもらえたら」と話す。
営業時間は9時~18時。1月1日定休。