久万高原町にある石鎚スカイライン(上浮穴郡久万高原町若山)で9月4日、「第6回石鎚山ヒルクライム」が開催される。
「おもごふるさとの駅」(上浮穴郡久万高原町相の木)を出発し、石鎚スカイラインの終点にある土小屋を目指す同大会。全国に誇れる自然をPRすると共に、その自然を観光資源として活用していこうという試みから始まったもので、毎年約700人が参加しタイムを競う。
総走行距離は、下りのためタイム計測を行わない移動区間3.7キロを合わせて22.1キロ。参加者は標高差1100メートルの第一区間11キロと第二区間7.4キロの計18.4キロをタイムトライアル方式で競う。
計測区間を合計1時間10分以内で完走しなければならない上級者向けの「四国のてっぺんクラス」、性別・年齢別に種目を設ける「ロードレーサーの部」、マウンテンバイクでタイムを競う「MTBの部」があり、今年から県内に在住する参加者と県外に在住する参加者で応募枠を細分化した。
この募集方法について同大会担当者は「県内在住参加者の枠が販売を開始して11分で売り切れるなど、県内では認知度が高い。県外在住の参加者枠は、県内のみならず県外の人にも久万の自然に触れ合う機会を持ってほしいと始めた」と話す。
当日は、「おもごふるさとの駅」や土小屋でも観戦でき、駐車場からスタート地点のおもごふるさとの駅までは無料シャトルバスを運行する。
8月3日には、前日イベントとして「ヒルクライムフェスティバルin石鎚」を開催する。
開催時間は、リアルスタート=9時、表彰式=14時。石鎚山スカイラインは7時15分~14時、交通規制となる。