松山・白石の鼻海岸(松山市高浜町6)で9月18日、「2016松山・白石の鼻巨石群フェスティバル『世界三大黄金遺跡と白石の鼻巨石群』」が開催される。
神秘的な光景を見ることができる同スポットをより多くの人に広く知ってもらいたいと開かれる同イベント。2部構成で、巨石群「白石の鼻」の研究発表や、エジプトの王家の谷にあるツタンカーメン王墓のレーダー探査等で活躍した地中レーダー探査技士の渡邊廣勝さんによる講演会を行う。
「白石の鼻」は、古代の太陽観測施設との説がある巨石群。松山・白石の鼻巨石群調査委員会研究員の篠澤邦彦さんが「白石の鼻巨石群最新調査報告と地域活性化活動!」と題し、1年間の追跡調査結果を発表し、同スポットを地域活性化のためにどう生かしていくのかを考える。
渡邊さんによる講演会のテーマは「地中レーダーが見た、世界三大黄金遺跡秘話」。南米のシカン文明やナスカ、ブルガリアなど世界20カ国の発掘調査隊に参加した際の秘話や、事前に見学した白石の鼻巨石群についての見解などが話される。
当日は、白石の鼻巨石群「三ツ石」に沈む秋分前の夕日を観賞できる「夕日の観賞会」(無料)を行うほか、共催イベントとして、当日「まつやま俳句でまちづくりの会」のSNSにアップロードされた白石の鼻の写真に投句する「インターネット吟行会」を開く予定。投稿された俳句は選出され、写真と合わせて動画サイトにアップロードする。
開催時間は、講演会=13時30分~16時15分、観賞会=17時10分~18時(開場は13時~)。参加料は、前売り=2,000円、当日=2,500円。9月16日まで。